戦姫絶唱シンフォギア2は、前作を知っておけば注目ポイントがわかるため、とてもわかりやすい機械です。しかし、原作の3期「戦姫絶唱シンフォギアGX」のストーリーを取り入れているので、原作を知らないパチンコファンは???なキーワードも多数あります。今回は、そんな原作を知ると面白い重要な新要素を紐解きます。
まずは、2015年の夏アニメとして放映された第3期「戦姫絶唱シンフォギアGX」の概要から紹介します。
サウンドプロデュースグループ「Elements Garden」の代表を務める上松 範康と、
RPGをはじめ、ジャンルを問わずゲームタイトルを企画開発してきた金子 彰史が原作を手掛ける
オリジナルTVアニメーションシリーズの第三弾。「戦姫絶唱シンフォギア」は、続編である「G」を経て、
2015年夏、「戦姫絶唱シンフォギアGX」と装いも新たに展開します。登場キャラクターたちが唄いながら全力のアクションを繰り広げるという、
他のアニメーション作品では見られない、
オリジナリティあふれるエモーショナルな映像表現はさらにパワーアップし、
ストーリーをよりドラマティックに彩ります。今回、主人公・立花 響をはじめとする
6人のシンフォギア装者たちに戦いを挑むのは、
シリーズ最強にして最大規模となる謎の戦闘集団になります。ギアの放つ歌の力をも捻じ伏せる強敵に対し、装者たちはどう立ち向かうのか!?
新たなキャラクターと新たな歌が織り成す、
さらにスケールアップした新たなシンフォギア。それが「戦姫絶唱シンフォギアGX」です。
TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアGX」公式サイトより引用
前作からの大きな変化として「抜剣リーチ」の追加があります。パチンコのシンフォギアシリーズしか知らなければピンとこないと思いますが、前作におけるエピソードリーチがこの抜剣リーチに移行したようなものです。
抜剣リーチの信頼度は前作のエピソードリーチに近く、チャンスアップがあれば大当たりが見込めますが、まあまあ外れることもある。そんな絶妙な信頼度となります。
さて、この抜剣ですが、簡単にいうと制御できている暴走モードのようなものです。
「この衝動に塗りつぶされてなるものか!(デス)」でおなじみのキャラクターが黒くなり暴走しそうになるの制御された状態です。
抜剣について、戦姫絶唱シンフォギアGX公式サイトでは、用語解説(イグナイトモジュール)にて以下のように記載があります。
イグナイトモジュール
#6
破損したシンフォギアシステムの修復と改造に伴い、
追加搭載された決戦ブースター。融合症例という稀有な観測対象でのみ確認されていた
「暴走」のメカニズムを解析・応用したものである。これによりシンフォギアの出力を瞬間的に高めることを実現するばかりか、
最大の特徴である「暴走の制御機能」により、
暴走体の意識、とりわけ理性を保護・維持することにも成功している。結果、暴走時と同等の出力でありながら、
その運用に戦闘技術や状況判断といった付加価値を上乗せできるため、
単純な数値以上に、総合戦闘力は向上しているとも考えられる。跳ね上がった出力は、
圧倒的な攻撃力として放出するばかりか、
当然、反作用として跳ね返ってくる負荷を
捻じ伏せるための防御力、耐久性の向上にもあてられているため、
攻防両面において、難局を打開するための切り札となっている。
TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアGX」公式サイトより引用
一言であらわすと、GXにおける強化要素として重要な役割を担うのが抜剣というわけです。何なら、原作第3期においては抜剣しなければ、オートスコアラー達(シンフォギアチャンスGXで戦う敵キャラ)やキャロルに対抗できないほどです。
「絶唱」「エクスドライブ」に続くシンフォギアに搭載された決戦機能のひとつ、それが「イグナイトモジュール」です。
抜剣リーチは絶唱に発展しない場合の弱いリーチのイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。チャンスアップなしでも信頼度は35%以上あり、他のタイミングで発動すれば特典がある重要な演出です。
予告演出には抜剣への予兆も多く、絶唱へのきっかけにもなっています。
代表としてはシンフォギアチャンスGXで大当たりした後、V入賞後に黒くなればV-STOCKが見込めますね!
また、シンフォギアチャンスGXが時短が7回ではなく11回のときに、6回転目に抜剣が発動します!
原作第3期以降もストーリーの軸になっている要素なので、パチンコにおいても前作のエピソードリーチの代わりの役割だけではない、新しい価値を作っているように感じられます。抜剣は捨てるべき演出ではないので、それを感じながら打つとシンフォギア2がさらに面白く遊べますよ。
(C)Project シンフォギアG (C)Project シンフォギアGX (C)SANKYO