シンフォギア2はなぜヒット?遊タイム搭載機の延期が追い風になった!

2020年6月現在、パチンコで最も勢いがある機械は「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2」です。多くの店に導入され抜群の稼働を記録していますが、実は導入直前の段階では、業界内の評判はさほど高くない機械でした。それが今では手のひらを返したように2020年上半期ナンバーワンの評価に。ここでは、前作に続くヒットとなった本作を分析しました。

最大のヒット要因は同時期の機械の延期!

パチンコ業界もコロナ禍による緊急事態宣言の影響により全国のパチンコ店が休業したのは記憶に新しいところ。4月7日、7都府県が緊急事態宣言により休業要請され、4月20日から導入予定だったシンフォギア2は、対象都府県や知事からの独自宣言を受けた多くの地域では、稼働しはじめる前に休業期間に突入。一方、休業要請のない地方都市では、無事シンフォギア2が新台入替され、SNSを中心に楽しげな様子が拡散されたという背景があります。

ゴールデンウィーク前は本来であれば、毎年必ず、期待の新台が続々と導入される時期です。「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2」と同時期の台は「P大工の源さん 超韋駄天」や「P10カウントチャージ絶狼」。本来であれば、それに加えて、本来であれば「Pぱちんこ仮面ライダー轟音」や「P戦国乙女6 暁の関ヶ原」がデビューするはずでしたが、コロナ禍の影響で延期となります。これが大きなキーポイントです。

延期になったのは話題の「遊タイム」搭載機です。2020年4月より登場したパチンコの新性能に、業界内の話題が集中し、一時代前~現在までの定番である一種二種混合機のシンフォギア2は、導入しないという選択肢にはならないものの、ほとんど期待されていない状況。「新筐体の販売価格が高すぎる」と首を傾げる店長たちが低評価の声ばかりでした。

それが、休業要請が明けて営業再開された6月は大逆転の高評価となり、6月22日より2,000台を追加販売も実施されました。この結果は、主な「遊タイム」搭載機が延期され稼働が集中したことが1つの要因になるのは間違いありません。

前作と変わらないことでゲーム性が浸透しやすかった

もう1つのヒットの要因として、大ヒットを飾った前作から大きく変わらないゲーム性なのは、このタイミングにぴったりでした。なぜなら、コロナ禍によってパチンコ店が休業するだけでなく、パチンコ情報を発信するメディアも自粛ムードに包まれ、先駆けて登場した「遊タイム」搭載機などの新台の認知が進まなかったからです。

SNSや動画サイトに発信するライターやユーチューバーも同様に、過去の機械の発信が増加して経済と共に情報も停滞しました。

シンフォギア2は、今では当たり前のように浸透している一種二種混合機のゲーム性をほとんど変えずに搭載しており、ライト層の打ち手でも1からゲーム性を確認して打つ必要はありません。

前作を遊んだことさえあれば誰でも理解出来るわかりやすさが、稼働上昇に一役買ったと言えます。

また、普段スロットを好むユーザーを取り入れることに成功した前作を受けて、継続率や出玉性能の面でスペックを進化させ再び若いユーザー層に響くスペックにしたこと。さらに、20,000台の強気の販売台数を用意して、打ちたいと思ったらどこでも打てる環境を作ったこと。

様々な状況が味方した結果でもありますが、SANKYOが良い機械を作って、用意した販売戦略が見事にハマったという訳です。

遅れて登場するライバル機との覇権争いに注目!

現在、空台を待つ人が前作を打つような、初動として大成功を収めている「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2」。ですが、本来同時にデビューするはずだった「Pぱちんこ仮面ライダー轟音」や「P戦国乙女6 暁の関ヶ原」が登場した際に、稼働を保てるかが勝負となります。

仮面ライダーは1/319.9のミドルスペックで83%の高継続タイプかつ1,500発比率が高く出玉性能が魅力の機械、戦国乙女6は1/222.9のライトスペックで666回転の遊タイム発動の軽さが注目される機械です。

新性能「遊タイム」を要するライバル機の登場は、シンフォギア2の人気にどのような影響が出るのでしょうか?

Pぱちんこ仮面ライダー 轟音ティザームービー
P戦国乙女6 暁の関ヶ原 製品PV

(C)Project シンフォギアG (C)Project シンフォギアGX (C)SANKYO (C)石森プロ・東映 (C)KYORAKU (C)2005 雨宮慶太/Project GARO (C)2006 雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル (C)2011「呀」雨宮慶太/東北新社 (C)2013「桃幻の笛」雨宮慶太/東北新社 (C)2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社 (C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社 (C)2010-2016 雨宮慶太/東北新社 (C)2016「絶狼」雨宮慶太/東北新社

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